熟成させる樽の種類によって味わいや香りが変わるウイスキー。
今でこそ当たり前の工程である樽熟成ですが、12~15世紀ごろに飲まれていたウイスキーは
熟成をしない無色透明のお酒だったと言われています。
樽に入れるようになったきっかけは、18世紀ごろ。
当時のスコットランドはウイスキーなどの蒸留酒に関して不公平な税金がかけられるようになり、
その対策としてウイスキーを隠すため、ワインなどの醸造酒で使用した樽に入れて保管していました。
その後樽を開けてみると、透明だったはずのウイスキーは琥珀色に変化し、元のお酒とはまた違う
まろやかで美味しいお酒に変わっていました。
その後ウイスキーは樽に入れて熟成するという作り方が一般的になり、今に至るのだそうです。
思わぬ出来事が美味しいウイスキーの開発秘話になるとは、当時の人々も考えていなかったでしょう。
世の中、何が転じて幸いとなるかわかりませんね。
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2023.01.20